劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼

大人ですけど、相方と一緒に見てきました。
TVシリーズもずっと見てますが、こちらはちょっと趣が違う感じ。
時代劇ですし。時代劇って言っても和製ファンタジー?ダイエットとかリバウンドとか言ってるし(笑)。組織、なんて単語も出てきます。違和感〜。
まぁ、そんなこんなの不整合なところは目を瞑って楽しめる人、っていうか、そもそも子供向きの映画なので、そんな細かいつっこみは不要なんでしょうね。

それぞれの鬼さんの変身シーン、特に歌舞鬼さんのがキレイでした。桜吹雪なのでしょう、花弁を舞わせて変身。
威吹鬼さんの風を纏う感じの変身も好みですが、こちらの方がゴージャス♪

細川さんが舞台挨拶等で「メイキングDVD」を連呼してる気がするのですが、販促?
「落馬の様子が入ってます」って言われると欲しくなるじゃないですか!

以下はネタバレ

ストーリーは、子供向きとはいえ、「裏切り」があったり、「自分達と異質なものに対する排他的な感情」があったり、なかなか考えさせられるものになってました。
特に歌舞鬼の裏切りという行為に関しては、それに至るまでの過程を思うと、ちょっと切なくなりますね。
もうちょっと掘り下げて欲しかったなー。生死もはっきりしてないので、その後、どのような道を辿ったのか興味深いです。
ヒビキさんが鬼を引退(というか廃業)したのは弟子の事故が原因なのでしょうが、鬼の力でも、人一人救えないことに絶望したってことでいいのでしょうか。
ヒビキにしてもイブキにしてもTV版と若干イメージが違うのでちょっと戸惑ってしまいました。