「女中たち」3軒茶屋婦人会@シアタードラマシティ

3軒茶屋婦人会の第2回公演。
原作はいかにもフランス文学なジャン・ジュネ。私がジャン・ジュネに持ってるイメージは、「難解」、「退廃」、「エロス」。
正直、この作品を女優さん3人でという企画だったら、観にいかなかったでしょう。だって恐いもん(笑)。
ベテラン俳優御三方が女装してやってるから、暗く陰惨なストーリーも奇妙に歪んではいるけど笑って観ていられたのかな、と。
あと、衣装、セットが豪華でしたねー。赤いドレス、カーニバル?パレードだっけか?のコート、奥様の着てらしたピンクのコートもとっても可愛らしかったー。女中の服もヒラヒラ、フリフリで素敵。改めて考えると、女中ってメイドのことじゃないですか。メイド服ですよ。
セットも一見豪華に見えるけど上から吊るしてあるだけのすごく不安定なもので、「そういうことかー」という感じでした。
お花もいっぱい飾ってあって、開演前の舞台を観ているだけではこんな展開の話とは思えないですな。
パンフレットの対談で古田新太氏が登場してました。なんというか、ゲストに入って出演されても違和感ないかな、と思うんですが…。
第3回の公演が楽しみです。

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