K-20 怪人二十面相・伝

あーもう、観にいって大正解。訓練された軍用犬vs放任主義に育てられた雑種の大型犬、な感じの犬っぽい登場人物だらけでした。
以下メモ。ネタバレを考慮しないのでたたみます。
出自が似通ってても理解しあえない二人とか、どSな軍用犬の最後は巨大構造物とともに自滅とか。ひるがえるマントとか脱ぎ捨てる長手袋とか。
大きなところから細かいところまで、行き届いたトキメキポイント満載。
小林少年は可愛らしい。
お嬢様に松さんはナイスキャスティング。あそこに割って入って邪魔だと思われない女優さんは貴重。
オートジャイロ的な乗り物、良いわー。と最終兵器的な巨大構造物の登場シーンもメカメカしくてすごく好き。メカメカしいのに操作はタイプライターっぽかったりして、レトロなマシーン感たっぷり。
こう、なんとも胡散臭い感じ、大好きだ。首都を帝都って呼ぶとファンタジーが成立するよなー。
ラストシーンの金城氏の髪型だけがちょっと残念。せっかくのマント姿なので髪も全部ひっつめるんじゃなく多少下ろしてて欲しかったよ!