宝塚星組 「ロミオとジュリエット」@梅田芸術劇場

あまりに有名な作品なので話の筋とか印象的なセリフは知ってるけど、ロミジュリ自体を見るのは初めてでした。
まーとにかく色彩の美しい作品でした。タカラヅカの舞台って色とりどりでカラフルなイメージなんですが、それともちょっと違って、単色グラデーションの使い方がキレイというか、モンタギューさんちとキャピュレットさんちがそれぞれ青系と赤系のお衣装ですが、黒に近い青もあれば緑に近い青もあったり。舞踏会ではみんな白。中立の立場の人はグレーだったり黄色っぽかったり。照明の効果もあって、どこをとっても絵になる舞台でした。
もちろん美しいのは衣装だけじゃありません。柚希さんのロミオ、ねねちゃんのジュリエット。二人で見つめあって歌うシーンは見ててうっとり。ラストシーンはため息が出そうなほどでした。
他の役も書き出すときりがないほど魅力的でした。特に涼さんのベンヴォーリオ!銀髪効果もあってか、どこにいても目を惹かれました。紅さんのマーキューシオ、どうしましょう、すごくかっこ良かったんですが、これ以上お気に入りを増やすのは大変です(笑)。
白華さんのジュリエットの乳母もよかったです。乳母なのにキュート。あー「なのに」ってのも変か。とにかく魅力的でした。
もう一度くらいみたいけど、都合の付く日はすでにチケット完売です。こんなことならお気に入りの星組さんなんだし、観る前から複数回取っとけばよかった。残念。