ファントム@梅田芸術劇場メインホール

スズカツさんの演出、コピット版ファントム、主演大沢たかおさん。
どれも好きなものだけど、これを合わせるのってどうなんだろう、っていうのが初めてこの公演のポスターだかチラシだかを見たときの印象だったし、正直チケットも取るかどうか迷ったけど、やっぱ見に行って良かった。
コピット版のファントムは大好きな演目だし、スズカツさんが演出しなきゃ大沢さんがエリックってなかったと思うし。
宝塚で公演したものも何度か見に行ってるのでどうしても比べてしまいがちになるけど、やっぱ味付けが違うので、比べても意味ないんだなーと。
今回取った席は最前列だったので、奥の方でのお芝居が見づらくて残念だったけど(舞台奥で座ってると、全然見えない)、そのかわり、ファントムからの手紙について警部と相談してるショレ&カルロッタ夫婦のやり取りがガン見できて満足。
カルロッタ役の大西ユカリさん、さすがの存在感というかアピール力だった。
文化大臣だったかなコング桑田さん、こちらも十分すぎるほどの存在感。もっと出番が多かったらよかったのにー。ってかもっと歌声を聴きたかったなー。
そう、歌に関しては、やっぱり主役(エリックとクリスね)より脇を固めてるメンバーの方が聞き応えがあったかな。
でも、ロイドウェーバー版のファントムには美声を求めるけど、エリックにはそれほど求めないから、かえって良かったかも。
心情を露吐するっぽい歌い方は心に沁みましたし。
あ、アンサンブルさんに見覚えのあるオトコマエが!と思ったら、レミゼで見たことのある人でした。
こういうのって忘れないもんだなぁ。
アンコールは3回あったのかな?終わって時計を見たら4時15分でした。くー。掲示では3時55分だったのにー。