冬の絵空@ブリーゼホール

1階席真ん中くらいのすごく見やすい場所。途中睡魔に負けそうになったけどなんとか耐えた。
前回よりは落ち着いて見ることができたし、見逃してた部分がすごく多かったことがわかった。
多分、自分は「忠臣蔵」という作品に対して「こだわり」というか「愛着」というか、なにか特別な感情があるんだろうな、それが最後まで邪魔をして、素直に受け入れることが出来なくなってるんだと思う。ものすごく残念。
感想はまた時間のあるときに。
(12/17追記)時間はないけど書き逃したらずっと書けそうにないのでざっくりと。たたんでおきます。
この作品の主役は、天野屋なのか大石なのかどっちなんだろうなー、ってずっと考えてた。
藤木さんが主演なのだろうけど(キャスト表を見る限りは)、物語を引っ張っていったのは天野屋と大石だと思う。生瀬さん、じゅんさんはさすがの存在感でお見事でした。
お笑い要素が所々はいってたけど、いっそがっつりシリアスな方が見ごたえがあったかもーなんて思います。
種類の違う笑いが混在してて戸惑ったなー。
吉良さんは粟根さんバージョンしか観てないのだけれど、せっかくだから松尾さんバージョンでも見れば良かった。残念。
1幕では脇に寄ってるときに音楽に合わせてエアギター?でこっそり遊んでた。2幕のじゅんさんとの掛け合いは息ぴったりでさすがな感じ。
そういえば10日に見たときは腕立てしたり逆立ちしたりしてたけど、今日はなかったなー。お疲れだったのでしょうか、残念。
吉良役が松尾さんと粟根さんのダブルキャストだと知った時、「うわー、さぞかし悪い吉良が見れるんだろうな。小悪人風でも極悪非道でもどっちでもオッケーだわ。」だってお二人とも悪役をやってもイヤらしくならないじゃん。そういうのを期待したのがダメだったね。
ネタとして笑っていいのか、真面目に受け取って良いのか判断に迷う「愛」をもってこられてもなぁ。なんとも。
あとは堀部役の内田さんの顔がすごく好みなことが判明。お習字のシーンは良いシーンでした。
犬は何かの伏線かと思ったけどそうでもなかったような…。もっと深く考えないとダメなのかなぁ。
照明が美しかったな。ラストの桜はちょっとウットリ。